東京にある霊園の特徴
2017.03.29

墓石東京にある霊園には、どのような特徴があるでしょうか。東京と言っても多摩地区のような郊外と、都心部ではかなり事情が違っています。

まず、郊外の墓地、霊園ですが、大規模な霊園が多く、緑豊かで環境のいい所にあります。法事をするための部屋や、食事の提供などの設備のある霊園が多いです。墓地の面積も1平米以上が主流です。ただし、東京都下と言っても郊外ですので、霊園によってはアクセスがあまりよくないこともあります。
一方都心部では、土地の確保が難しいため、小規模な霊園や寺院であることが多く、しかも緑豊かとはいえません。墓地の面積も1平米未満がほとんどです。中には0.50平米に満たない区画すらあり、隣との境がわからないほどお墓が密集している墓地もあります。郊外の大型霊園に比べると、施設も小規模で、法事や食事をするにしても別の場所を確保しなくてはならないので、駐車場の確保も難しいものです。ただし、公共の交通機関は便利です。

一番気になるのはお墓の価格でしょう。東京は全国一お墓の価格が高いところです。お墓の価格は土地代+墓石代その他工事費です。東京では一般に、一番安いのは郊外の霊園です。次に、都心部の小規模な霊園。一番高いのは都心部の寺院墓地です。土地代だけでも2百万円以上かかる場合もあり、手ごろとは言えません。都心でも公営霊園なら安いのではないかと考える方もいらっしゃると思いますが、都心にある公営霊園より、郊外にある民間霊園の方が安い場合が多いものです。問題はやはり土地代です。都心部の寺院の墓地が高いのは、土地代が高いこともありますが、東京の伝統ある寺院と言う信用と誇りがあるからでしょう。

東京にお住まいの方は、地方の方と比べるとお墓の後継者がいないという問題が多くみられます。このため、後継者のいない方には、納骨堂という形式も提案されます。一つは従来からある納骨堂で、建物や地下の一角にお骨を安置する形式です。お参りはその建物の前でします。この他に、最近見られるようになったのは、カード式の納骨堂です。近代的なビルの中にあり、カードで操作すると、墓の形をした祭壇と故人の写真があらわれるようになっています。どちらの形式も、永代供養を謳っています。その他、後継者のいない方を中心に関心を集めているのは、合葬墓です。今までのように、家にこだわることなく、みんなのお骨を同じところに埋葬します。しかし、骨壺から出して埋葬しますので改葬はできません。地価の高い東京においては、それぞれのライフスタイルに合った霊園を選びたいものです。

▲ ページトップへ