墓石は自分だけのものではなく、家族のもの
2017.03.29

緑に囲まれたお墓墓石は誰のものだと思いますか?一家の主のものでしょうか?いいえ、墓石は自分だけのものではなく、家族のものです。そのうち家族も入ることになりますし、いつかお嫁に行ってしまう娘さんも、子孫としてお参りはします。ですから、墓石を選ぶ際には自分の好みだけでなく、家族の意見も聞きましょう。何でも自分が決めるのが当然と思っているお父さんも、墓石は家族みんなで決めることをお勧めします。

お参りしてもらう墓地はなるべくみんなにとって便利な場所にあることはもちろん重要ですが、その上でお参りが楽しくなるような墓石であればベストです。墓地を購入して、いよいよ墓石を決めるということになったら、まず実際に墓地に行って建っている墓石を見てみましょう。どのような墓石がいいか、参考になります。その上で、家族で石材店へ足を運びます。
家族全員で相談した末に決めた、美しく輝く石材。デザインはどうしようか?そんなことを家族で話し合うのは思いのほか、楽しいものです。いつの日か天寿を全うし、お墓に入った後、お彼岸や命日に家族がお参りに来てくれます。お花を供え、線香に火をつけて今は亡き故人を偲びます。この時、家族は生前の故人を思うとともに、みんなでにぎやかに、あるいは真剣に石材を選び、デザインを決めた時を思い出します。「あの時のお父さんったら、いつもワンマンなのにみんなで行こうなんて張り切っていたわね」お墓の前で、残された家族はそんな思い出話をすることでしょう。大切な人を亡くした悲しみはもちろんありますが、なによりも懐かしく故人を思い出します。

家族で墓石を選ぶメリットはそれだけではありません。一人で決めると、何かと不手際があるものです。例えば、いいと思って決めた石材やデザインを、あとから考えてやっぱり違う方がいいと思うようになったり、どうしても予算の都合がつかないことが後になって分かったりなど、よくある話です。家族みんなで決めれば自然といろいろな角度から選ぶことになりますので、そのようなこともありません。お参りするのが楽しみになるようなお墓であるために、みんなで関心を持って墓石を決めたいものです。自分の意見、配偶者の好み、そして子供たちの助言は、お墓をより良いものにするだけでなく、家族の絆ともなります。お墓は一度建てたら何代にもわたって使うことを前提としています。墓石は、今ある家族だけではなく、子々孫々、未来の家族のものでもあります。

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